ハワイを旅行しているとメインストリートや公園の名前をだんだんと覚えてきますよね!
- ワイキキのメインストリートである「カラカウア通り」
- カラカウア通りから1本奥にはいった「クヒオ通り」
- オアフ島の主要道路「カメハメハハイウェイ」
- ハワイ州最大の敷地面積を持つ「カピオラニ公園」 などなど!
ところでみなさん!
これらの通りや公園の名前、実はハワイの歴史上の人物が由来であることをご存知でしょうか?

私は初めてハワイを訪れた時、カメハメハ大王の名前は知っていましたがどんな人物なのかはよくわかっていませんでした

カラカウアやカピオラニが人の名前だということも
当時は知りませんでした💦
初めてのハワイ旅行でハワイの魅力に見事にハマり、それからハワイの歴史や文化を学んでいく中で、
ハワイ王朝の面影を今もいたるところで発見することができるということに気づきました!
次にハワイを訪れるときはまた違った見え方ができるかもしれません!(^^)!
今回はそんな聞いたことあるけれど実はあまり知られていないハワイの名前を3つご紹介します!
ハワイが初めての人も、ハワイ通の人も楽しめる内容なのでぜひご覧ください
・カメハメハ・カラカウア・カピオラニといったハワイの歴史上の人物について知りたい人
・もっとハワイのことを深く知って旅行を楽しみたい人!(^^)!
☆Youtubeでも配信中☆
ハワイ八島を統一した”カメハメハ大王”
ハワイの歴史上の人物で最もよく知られているのは”カメハメハ大王”ではないでしょうか!?
カメハメハハイウェイや6月11日の「キングカメハメハ・デー」など、その名前を聞く機会は多いですよね(^^)



ちなみにカメハメハハイウェイは高速道路ではなく、
島の中央部と北部をぐるりと回る一般道路です
オアフ島東海岸のドライブは景色が良くて最高です♪
オアフ島の東海岸のドライブは景色が良くて最高なんですが、その話はまた別の機会に(;^ω^)


さて、カメハメハ大王(Kamehameha I)は18世紀後半から19世紀初頭にかけてハワイ全域を統一した人物です
当時の日本は江戸時代、第九代将軍徳川家重の時代にあたります
※当時ハワイ語を含むポリネシア語には文字がなかったため、正確な記録は残っていないようです



江戸時代からハワイ統一の歩みは始まったんですね!
カメハメハ大王の生い立ちについても見ていきましょう!
カメハメハ大王は1758年頃、ハワイ島のコハラで生まれたとされています
幼少期からその強さと賢さで注目され、成長するにつれリーダーシップを発揮していきました
カメハメハ大王の最大の功績は、ハワイ諸島を初めて一つの王国として統一したことです
西洋の武器や戦術を巧みに取り入れて、激しい戦いを経てハワイ全島を統一することを成し遂げます
これにより貿易や文化交流が進み、ハワイは安定した時代を迎えました
カメハメハ大王といえば、オアフ島ホノルルのイオラニ宮殿前の「カメハメハ大王像」が有名
金色のマントをまとった勇ましい姿は、写真撮影スポットとしても大人気ですよね(^^♪


この台座の4面にはカメハメハ大王にとって象徴的な出来事が4つ描かれているんです!
ぜひ1周ぐるっとゆっくりと回ってみてくださいね!
ちなみにカメハメハ大王像は全部で4体あるってご存知でしたか?
- オアフ島のイオラニ宮殿の向かい、ハワイ州最高裁判所の前
- カメハメハ大王の生誕地とされる、ハワイ島北部のカパアウ
- ヒロのワイルク川州立公園
それでは最後の1体はどこにあるのでしょうか?
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実はアメリカ合衆国の首都ワシントンDCにある連邦議会の議事堂(ビジターセンター)のなかにアメリカの偉人たちの像とともにいます



ハワイの3体は直接見たことがあるのですが、本土まではちょっと遠い・・・
でもぜひ一度は見たい!
ハワイを訪れる際は、ぜひカメハメハ大王の足跡を感じられるスポットにも立ち寄ってみてください!
カメハメハ大王の偉業とハワイの豊かな歴史に触れることで、旅行がより楽しく、思い出深いものになるはずです
第7代目ハワイ国王 陽気な王様”カラカウア”
さて、続いては第7代目ハワイ国王である”カラカウア”
カラカウアときいてワイキキビーチ前のにぎやかなメインストリート「カラカウア通り」を思い浮かべる人も多いでしょう



何も知らかった当初は人物名だとは思っていませんでした💦
カラカウアについても簡単にご紹介しますね
1836年にオアフ島ホノルルで生まれ、1874年に国王に即位したカラカウア
正式名はDavid La‘amea Kamanakapu‘u Mahinulani Nalaiaehuokalani Lumialani Kalākaua で発音は「カラーカウア」が近いようです
カラカウア王の最大の功績の一つはフラ(Hula)やハワイ文化の復興
当時キリスト教宣教師の影響で抑圧されていたハワイの伝統を再び表舞台に引き戻しました
カラカウアの尽力によって、ハワイアン・ルネッサンスが起こり、フラや伝統音楽、ハワイの言語が再び尊重されるようになりました
カラカウアは「メリー・モナーク(陽気な王様)」と呼ばれ、ハワイの伝統文化復興の時代ともいえるのではないでしょうか!



メリーモナークと聞いて「おっ!」と思った人はハワイ通ですね
毎年春にハワイ島ヒロで開催されるのが「メリーモナーク・フェスティバル(Merrie Monarch Festival)」
世界中のフラダンサーが集まる大規模なイベントでカラカウア王の文化復興への貢献を称えています
また、イオラニ宮殿(ʻIolani Palace)を建設したのもカラカウア
1882年に完成したこの宮殿はアメリカ国内で唯一の宮殿であり、現在は歴史博物館として一般公開されています


実際に中に入るとハワイ固有種のコアの木を使った装飾や調度品を見学することができます!
ハワイの歴史を感じることができ、お土産屋や限定グッズも購入できるおすすめスポットです♪
ぜひ訪れてみてください(^^)/
カラカウア王の王妃 ”カピオラニ”
最後にご紹介するのはカラカウア王の王妃”クイーン・カピオラニ”
彼女の名前を冠した「カピオラニ公園(Kapiʻolani Park)」はワイキキエリアの東端に位置し、ハワイ州最大の敷地面積を誇る公共の公園
ローカルの人や観光客がピクニックや散歩、スポーツなどおもいおもいに楽しむ場所となっています





公園内にはホノルル動物園もありますね!
それでは、そんな素敵な公園の名前の由来となった
カピオラニについてみていきましょう!
カピオラニは1834年、ハワイ島で誕生しました
高貴な血筋を持ち、優しさと献身的な性格で人々に愛されていました
カピオラニの功績は、特に医療や福祉の分野が際立っています
王妃としての最初の公務は、ハンセン病の人たちへの寄付金集めでした
ホノルルの女性達とチャリティーイベントを開催し、多くの寄付金を集め、ハンセン病患者へ貢献しました
また、カピオラニはハワイアンという人種を守っていきたいと願っており、ハワイのすべての母親が安心して子供を産める施設をつくりたいと思っていました
1890年に「カピオラニ・マタニティ・ホーム(Kapiʻolani Maternity Home)」を設立
この施設は、ハワイの女性と子どもたちの出産・育児を支援するためのもので、現在もカピオラニ医療センター(Kapiʻolani Medical Center for Women & Children)として機能しています



アメリカ元大統領のオバマ氏もこの病院で産まれたそうです!
カピオラニは「Kulia I Ka Nuu(最善を尽くす)」をモットーとしており、イオラニ宮殿の王妃の寝室にはこの言葉が刻まれたオリジナルのベッドカバーが掛けられています
カピオラニ公園にはカピオラニ王妃の像もありますのでぜひ探してみてください(^^)/
知れば知るほどハワイはもっと楽しくなる!
聞いたことあるけどあまり知られていないハワイの名前3選 をご紹介しました!
「そうだったんだ!」と新しい発見もあったのではないでしょうか?
ハワイは知れば知るほど楽しくなる素晴らしい場所
ハワイの歴史や文化についても色々と学んでいきながら、より素敵なハワイ旅行にしていきましょう(^^♪
次回の更新もお楽しみに♪
MAHALO(^^)/
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